黒の三姉弟物語 第2章 後編
レッドライン「しかし、噂に違わぬ魔力嵐っすねぇ……」
えどかー「さすがにこの嵐の中、遺跡に向かうのは無理じゃねぇかい?」
かがりん「さすがに、このまま向かうのは厳しいねぇ……仕方ない……あれを出すか……」
かがりん「シセギドセ サヤアバハ…… 出でよ!魔導カー!」
えどかー「うお!車を召喚!さすが姉さん!すげぇぜ!」
レッドライン「魔力嵐も広範囲で消えたっすう!」
かがりん「この魔導カーは半径500メートル内の魔力を帯びた異常を除去するのさ。」
かがりん「さてと機械人形退治に向かうよ!」
レッドライン「ところで、おえど兄さん。 あのザブーン?っておっちゃんと昔、何かあったんすか?」
えどかー「なんだ……その水に入る効果音みたいな名前は……正しくはザーポンな。まぁ……奴との関係は、いずれ話すさ。」
かがりん「二人とも、おしゃべりはそこまでだよ。」
えどかー「なんだ、この扉、めちゃくちゃ重いじゃねぇか!」
レッドライン「自分ら3人で押したり引いたりしても開かないっすねぇ……これは……」
かがりん「あんた達、ちょっと離れてな。」
かがりん「サハヒリ……キテシビウナ……カヲブン!」
かがりん「はっーーー!」
えどかー「爆破魔法か!」
レッドライン「さすが姉さん!ゴリ押しっすね!」
かがりん「さて機械人形様と、ご対面だよ!アンタ達!気を引き締めて行くんだよ!」
えどかー「オイラの分身の術を今回も見せてやるぜ!」
レッドライン「自分は無理なくボチボチ安全に!」
かがりん「三体とは聞いてないよ、全く……!ザーポンのやつ……追加料金を貰わないとね……!」
レッドライン「姉さん!三体同時にビームを撃ってくるっすよ!」
かがりん「さすがにあれを喰らう訳には行かないね!」
かがりん「キノハ ヤエズュシミ フワウハズキアラ!」
かがりん「魔導結界!」
えどかー「さすが姉さん!機械人形どものビームを完全に防いだぜ!」
かがりん「今度はこっちの番だよ!」
「イウガエ! イウガエ!ウオナケヌ!」
かがりん「爆烈火炎!!!」
えどかー「さすが姉さんだぜ!今回もデタラメな魔力で封印してやったな!」
かがりん「おえど、アンタが分身の術で時間を稼いでくれたおかげさ。レッドも良くやってくれたね。じゃあそろそろ帰るよ。」
えどかー「おうよ!」
レッドライン「はいっすう!」
かがりん「よし、じゃあ帰るよ。ササワハナヤラ!帰還魔法!」
えどかー「うお……帰ってきた!さすが姉さんだぜ……!」
レッドライン「今度から、この魔法でおつかいに行きたいっすう。」
かがりん「この魔法は、そんなにホイホイ使えるもんじゃないんだ。バカな事、言ってんじゃないよ。」
レッドライン「ふふ、冗談っすよ。依頼を達成し、町が守られた事が1番大事っすう。」
(これで高級ティーセットを、あのおっちゃんから貰えて、自分のお小遣いは死守されたっすう。
かがりん「ザーポンのやつが送ってくる高級ティーセットのおかげで、町だけじゃなくアンタの小遣いも守られたね、レッド。」
えどかー「レッド!おめぇ!格好いい事言うと思って見直してたが、それが狙いだったのか!」
レッドライン「えと……それはそれ、これはこれで……気にしないで……兄さん……」
今回は想定外の戦いにも関わらず依頼達成の黒の三姉弟!
町を守りレッドラインの小遣いも守られ一石二鳥?
次回は少し間が空きます。
「あれ!?読み忘れてる!」そんな貴方に♪
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次のお話は【黒の三姉弟物語 第3章 前編】です♪
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