黒の三姉弟物語 第2章 中編
前回のあらすじ
南の大商人ザーポンが北の極寒の地まで足を運んだ理由は黒の三姉弟への東の遺跡の機械人形討伐依頼。
紅茶に目のない三姉弟の一 かがりんへの紅茶の貢ぎ物にて依頼を確約させるザーポン
機械人形討伐の会議を行うため、外出中の三姉弟の二 えどかーの帰りを待つのであった。
黒の三姉弟の二 えどかー「ふぅ、姉さんの買い物が多過ぎて帰りが遅くなっちまったぜ。」
黒の三姉弟の一 かがりん「おえど、戻ったかい、今から会議だよ。東の遺跡の機械人形討伐さ。」
えどかー「へ?いつの間に仕事取ってたんだい?」
かがりん「では、これより黒の三姉弟会議を開催する!議題は東の町にて被害を及ぼす遺跡の機械人形討伐!二人とも忌憚の無い意見を聞かせておくれ!」
かがりん「今回は、おえどから聞こうじゃ無いか。」
えどかー「さっきレッドから聞いたがザーポンの奴の依頼らしいじゃねぇか。しかも姉さんは紅茶に釣られたとも聞いたぜ。オイラは反対だ、いくなら二人で行ってくれ。」
レッドライン「ふぅ……おえど兄さん、見損なったっすよ。誰の依頼であれ、そして姉さんが紅茶に目が眩んだとはいえ、困っている人が現にいる。そんな状況を放っておくんすか。」
えどかー「………………おめぇ……!言うようになったじゃねぇか……!たしかにそうだ!誰の依頼とか関係ねぇ!困ってる人を助けるのに理由なんかいらねぇ!」
レッドライン「さすがおえど兄さんっすう。わかってくれると思ってたっすう。」
(この依頼を達成しないと…自分が割り続けたお皿の請求が、自分の小遣いから差っ引かれるっすう!ここはなんとしても依頼を完遂しなくてはならないっすう……!
かがりん「よし!話は決まったね!じゃあ今から東の町まで行くよ!」
えどかー「だが姉さんよぅ、どうやってあんなとこまで行くんだい?ザーポンのやつは、ご自慢の飛空挺で来ただろうから、三日くらいでここまで来ただろうけど、オイラ達に飛空挺のアテはねぇぜ?」
レッドライン「……たしかに通勤時間を忘れてたっすね……ここから普通の手段で行ったら半年はかかるっすね……」
(やばいっすう……報酬の自分のお皿が……!
かがりん「なに心配は無いさ、東の町までなら、ひとっ飛びさ。いまから東の町に飛ぶから覚悟しとくんだよ!」
かがりん「黒の水晶よ!汝が主 かがりんが命ず!東の町まで我ら3名を飛ばせ!」
えどかー「え!飛ぶ!?」
レッドライン「なんだってすうー!」
えどかー「さすが姉さんの魔力……一瞬で東の町に……デタラメな魔力だぜ……」
レッドライン「まじハンパないっすう……」
かがりん「無駄口叩いてないで行くよ。」
魔力嵐に包まれた東の町まで飛んできた黒の三姉弟!
遺跡の機械人形との戦いは後編へ!
※1 本来なら、この記事が後編でしたが、あまりに長くなるため分割し中編とし、残りは後編となり次回になります。
ご理解ご了承の程よろしくお願いします。
※2 初掲載時は南の町に向かうことになっていましたが、今後のストーリー展開に合わせるために東の町に変更しました。
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次のお話は【黒の三姉弟物語 第2章 後編】です♪
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